ラブラドールと田舎でのんびりと暮らしています

ラブラドールの股関節形成不全

ラブラドールと言わず犬の股関節形成不全はよく耳にしますよね。

犬を飼うまではまったく知らない病気でしたが、ラブラドールを飼い始めて、見たり聞いたりするようになりました。

我が家の先代のラブラドールも軽い股関節形成不全でした。



軽度の股関節形成不全の診断

我が家のラブラドールと遊んでいた時のこと。

前足を持って二足歩行のような感じで歩かせていたところ、「キャン!」と痛がったのです。

最初は何が起こったのかわからなかったのですが、すぐにピンと来ました。

もしかして股関節かも??

普通に歩く分には全く問題ないけど、後ろ足に負担がかかると痛いようです。

すぐに病院へ連れていきました。

触診ではひどい状態ではないので、とりあえず消炎鎮痛剤のリマダイルを処方されました。

激しい運動は禁止。

股関節にいいとされるサプリをおすすめされました。

お薬を飲むと、良くなったようで痛そうな気配もなく、ひとまず安心。

無理な態勢や足場の悪いところは避けての散歩を心がけつつ、気になったので、後日股関節のレントゲンを撮ってもらいました。

結果はやはり軽度の股関節形成不全の診断。

我が家の場合は大腿骨の方は良かったのですが、寛骨臼の丸みが少し浅めだったようです。

普通の日常生活ぐらいでは外れるとかそういうのはなさそうだったので、ひとまず安心。

その時の年齢は5歳で軽度という事もあり、特に治療などもなく、これから先は無理をさせないというのだけ気を付けるようにしました。

フード&体重管理

軽度の股関節形成不全の診断され、その後いろいろと調べました。

まず、いちばん気を付けないといけないのは体重ですね。

余分な肉が股関節の負担になるので、これは心を鬼にして気をつけました。

フードは毎回きっちり秤で量って、体形は毎日チェックして太っていないか、痩せていないか、太ってたらフードやおやつを控えめにして・・・。というのを生涯やりました。

目安は、わき腹を触ったときに余分な肉がないかどうか。

すぐあばら骨が分かるくらいがベストです。

目視であばら骨がうっすら見えるくらいでもかまいません。

我が家はここが丸くなってくるとフードの量を調整。

ラブラドールは食欲お化け、食べること大好きなので減らすときはとても心が痛みましたが、この体重管理のおかげで生涯歩いて過ごす事ができたので、今は頑張って良かったと思っています。

適度な運動

ゆるい関節を支えてあげるのは筋肉です。

筋肉をつけてあげると関節も締まってきますので、ある程度若いうちは、散歩と適度な運動は欠かしませんでした。

激しい運動はダメですが、時には走らせることもしました。

夏は泳ぐのもいいですね。関節に負荷がかからないので、なるべくゆっくりとゆったりと泳がせてました。

老犬になってからは散歩中心の運動。

なるべく芝生がよいです。

関節に負担がかかりません。

硬いところを歩くのと、芝生を歩くのとは意外と大違いです。

散歩は人間の運動にもなるし、犬とのコミュニケーションのひとつなので、ぜひ一緒に歩いてあげてくださいね。

フローリング対策

股関節形成不全に良くないのがフローリングです。

滑るフローリングは健全な股関節にもよくないです。

よくペット動画などで滑るフローリングを走ってるワンコを見かけますが、絶対によくないです。

今すぐ対策をした方が良いです。

若いころには良くても、毎日の積み重ねて老犬になるころには関節がユルユルになる可能性があります。

パピーのころに滑るフローリングだと、歩くときなど踏ん張りがきかず、骨格形成に問題が出てくることもあります。

滑るフローリングは百害あって一利なしです!

最近は、簡単に貼れるタイルカーペットやコルクマットもありますので、犬が歩く部分には貼ってあげるといいと思います。

これだけで全然違います。

最後まで自分の足で歩かせてあげたい気持ちがあるなら、滑るフローリングに今すぐ貼ってあげましょう。

ラブラドールの股関節形成不全 まとめ

我が家のラブラドールは5歳の時に軽度の股関節形成不全と診断されました。

しかし、その後は体重管理と適度な運動で筋肉を保つことと、関節に優しい環境を作ることで、17歳までふつうに歩くことが出来ました。

軽度の股関節形成不全と診断されたときは老後までまさかこんなに健康に過ごすことができると思わなかったです。

なので、もし股関節形成不全と診断されても悲観せず、体重管理と適切な環境でワンコも快適に過ごすことができると思います。

何より人間の笑顔が犬を安心させるのかもしれません。

ワンコが病気の時全般ですが、飼い主は心配のあまり暗い顔になりがちですが、ワンコは飼い主の暗い顔に不安を覚えます。

できれば、どんな時も前向きな気持ちでワンコを包んであげてくださいね。

(獣医さんにおすすめされた関節のサプリです)

大好きなラブラドールと少しでも楽しく一緒に暮らせるといいですね!!

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