17 May 2019
ワンコの爪が折れた時、相当焦りますよね。
爪切りで出血しただけでもびっくりするのに、根元の方から折れた場合や爪がブラブラなってたり、あらぬ方向に曲がってたりすると、ホントにどうしていいか分からなくなります。
先ずは出血しているかどうか。
根元から折れてしまうと相当出血します。
爪の根元が残っているとあまり出血はないと思いますが、ポッキリと折れて、爪自体がなくなっている場合などはかなり出血しますので驚くと思います。
私も同じ経験ありますが、相当焦りました。
このままだと病院へ行かないといけないと思いながら止血をしてたら数分後に何とか止まりました。このときは本当にホッとしました。
後で色々調べたら、指先からの出血で死に至る事はないそうなので、もうちょっと落ち着いてもよかったのですが、何しろティッシュで押さえてもどんどん血が出てくるのでコチラの血の気が引きました。。。
救いだったのは犬は全然痛がらず、平気で歩き回ってたので骨折はないなぁと安心しました。
部屋の中はサスペンス状態でしたが・・・(T_T)
後ろ足の一番外端の爪だったのですが、とりあえずワセリン塗ってガーゼを巻いてテーピングをしてたら、傷口に当たるのかちょっと歩いたらまた大量出血しました。
なのでこの日はガーゼなしでワセリンだけ付けて様子を見ることに。
翌朝も出血はせず、ワンコも痛がらないのでそのままワセリンだけ付けてメロリンガーゼを当ててテーピング。
舐めて化膿するといけないのでお留守番の時はエリカラ装着。
寝てる間も舐める可能性がある場合はエリカラ装着してた方が良いですね。
爪の部分は化膿するとやっかいで、化膿が骨まで達すると最悪は指を切り落とさないといけなくなる事があるらしく、エリカラはなるべくしてた方がよいと思います。
常備薬のケフレックス(抗生物質)とカロダイル(消炎鎮痛剤)をとりあえず1週間与えました。
我が家は田舎でかかりつけの病院へはすぐに行けないのでこの常備薬はとっても助かります。
多分、病院へ行っても同じ同じような処置だと思うのでこのまま様子を見ることにしました。
人間もだけど、犬も湿潤療法が最近は主流ですね。
お水で洗い流してワセリン塗ってメロリンガーゼで覆いテーピングで密閉させます。ガーゼの代わりにラップでもいいみたいですね。
できれば傷の様子を見るためにも、毎日取り替えたほうがいいみたいです。
今回私は出血が怖くてガーゼを当てるのが怖かったのですが、翌日ぐらいから、ワセリンでしっかり密閉させたほうがよかったです。
傷が乾燥するまではお散歩も禁止。
我が家は排泄は全て庭なので、地面が濡れてるときは足にビニールをかぶせてゴムで縛って出してました。
神経質でないワンコだったので、とくに嫌がらず毎回ビニール袋でOKだったので助かりました。
さいわい、化膿もなくワンコも痛がらず、湿潤療法のおかげで順調に回復しました。
ケガからだいたい3週間で完治したと思います。赤い肉芽が白くなってきて、固くなってきたらほぼ爪と同じ状態になります。
場合によっては生えてくる爪が曲がったりと元通りの爪じゃなくなる可能性もあるみたいですが、だいたいは普通の爪が生えてくるんじゃないかな?と思います。
爪のケガ~完治までの経緯、まとめ
爪が取れた後、大量出血でビビる(>_<)←でもこれで死ぬことはない。
水で洗い流す。消毒はしない。
止血したら、ワセリン塗ってメロリンガーゼがラップで患部を覆ってテーピング。
犬が足を痛そうにしている場合は、骨折等の可能性もあり。
爪が残ってたりすると、除去したほうが早く治ります。
しかし、亀裂程度や、当たっても痛くなさそうな場合は無理に切らずに様子見で伸びてきたところでカットするのも良いかもしれません。
とりあえず、1週間はワセリンで湿潤療法。
できれは毎日変えたほうがよいです。傷の状態の確認もできるので。
抗生物質と鎮痛消炎剤1週間飲ます。傷の状態によっては延長もあり。
約1週間後にワセリンをやめ、傷口を乾燥さす。
ある程度乾燥させないと、皮膚や爪も再生できない。
肉芽が赤い場合は化膿に気をつける。
特に患部を舐めるのは良くない。
しつこく舐める場合はエリカラを装着した方がよい。
我が家の常備薬
ワセリン
出しやすいので便利です。冬の寒いときはちょっと固くなってしまうので出す時、力が必要です。
メロリンガーゼ
大きいので患部に合わせてはさみでカットして使えます。
伸縮テーピング
手でカットできて便利です。
0.5cm巾が色々に一番使いやすい巾だと思います。
クイックストップ 犬の爪止血剤
自宅で爪切りする場合は常備しておくといいですね。すぐに出血が止まります。
オススメの犬用爪切り
爪のお手入れに欠かせないのがよい爪切りですが、この爪切りは小さいですがホントによく切れます。お値段とお手頃だし、我が家はもう何年も使ってます。
ペットのお薬 抗生物質ケフレックス(セファレキシン)
爪が化膿するといけないので、今回もこれを飲ませました。
ペットのお薬 リマダイル(ジェネリック)消炎鎮痛剤
こちらも何かと便利なお薬です。常備薬に欠かせません。
爪は意外とちょっとした事で折れたりします。
一番の原因は伸び過ぎてること。
こまめに爪切りはした方がよいですね。
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