26 Mar 2019

犬のレプトスピラ症
レプトスピラ症という感染病をご存知でしょうか。
人畜共通感染症です。
感染元はドブネズミなどの保菌動物の腎臓に保菌され、その尿に汚染された水や土壌から皮膚あるいは口から感染します。
都会で暮らしているワンちゃんはあまり関係のない病気かもしれませんが、水辺で遊ぶラブラドールはちょっと注意が必要かもしれません。
一番危ないのは、大雨や台風で増水した川や水たまりです。
普段は土の中にとどまってるレプトスピラ菌が大雨で川や水溜りに流れ出し、それに触れた犬や人間が感染してしまうというケースが多いそうです。
泳ぎに行ったり水溜りを散歩するときは要注意ですね。大雨の後はとにかく水辺に近づかない方が良いそうです。
混合ワクチンの中にレプトスピラも含まれているのもありますが、型が250型くらいあるそうでどれが合うのかいまいちよく分かりませんね。
犬で重症化する可能性があるレプトスピラは「イクテオヘモラジー」、「カニコーラ」、「コペンハーゲニー」、「ヘブドマディス」、「オータムナリス」の5つの血清型です。
出典: 犬・ワクチン種類の選択|あすなろ動物病院|神奈川県愛甲郡
この血清が入っているワクチンを打てばよい感じでしょうか。しかし地域によっても差があるみたいなので、接種するときは病院の先生に相談するのが一番いいですね。
ちなみに主に西日本での発症がほとんどみたいです。暖かい地域に多いのでしょうか。ネズミの数と比例するのかもしれません。
もし感染が疑われた場合はすぐに抗生物質を投与すると重症化が防げるそうです。
初期症状としては、食欲がない、元気がないという感じだそうですが、いずれにせよラブラドールが食欲がないというのはかなりの異常ですので、すぐに病院へ行ったほうが良いですね。
人畜共通感染症 ですので、人から犬へ感染する場合もあるそうです。実際に犬がレプトスピラを発症し感染元を調べたら飼い主だったという事もあったそうです。
今から水遊びの季節になりますが、水辺で遊ぶ時には気をつけないといけないですね。
とりあえず、台風や大雨が降ったあとは水遊びには行かないほうがよいです。
川だと流れも速くて危険だし、、、お散歩でガマンですかね(^_^)

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