25 Feb 2019
先日NHKで放送された「ベイリーとゆいちゃん」に続いて人と犬の絆が強く描かれている番組です。
アジリティーとは
アジリティーとは、スケートリンク程の広さに15のハードルやトンネルが配置され、イヌと人が一体となってスピードと正確さを競う一種の障害物競走。
世界大会には40か国から500匹のイヌと人が集結。コースを予め知らされないイヌは、主人の指示だけで障害物をクリアしていく。
日本選手も参加したスウェーデンでの世界大会を中心に、各国の独特のイヌ文化も紹介しながら、イヌと人がともに戦う異種間競技の新たな魅力を描く。
NHK ドキュメンタリー
先日NHKで放送された「ベイリーとゆいちゃん」に続いて人と犬の絆が強く描かれている番組です。
私がアジリティー世界大会の上位のチームを見て最初に思った感想は「これはもやはテレパシーに近いものがある!」と思いました。
犬が人間のコマンドを理解してそれを行動に移す。
犬はインプットとアウトプット両方の能力が必要な上、さらに様々な障害物を乗り越えるスピードと身体能力をも求められます。
短いタイムを競う競技なので一瞬の隙さえも許されず常に全力で集中し続けなければならないシビアな競技です。
しかも毎回コースが変わってそれを知らされるのは競技8分前。
わずかな時間しか検分もできず、それも犬と一緒ではなく人間のみ。
なので人間が完全にリーダーで、犬はとにかく人間の動きやコマンドで次に自分がやるべき事を理解しそれを確実にこなす事を求められます。
ミスが無いように全力で走ってる犬に冷静さも必要になってきます。
ハードルもただ跳ぶのではなく次のコースに向かってできるだけコンパクトに、しかしバーは落とさずという所も教えていかなければなりません。
上位のチームはまるで人間が寸分の狂いもなく犬を操っているかのように見えます。
日々の訓練だけではここまでの一体感は成し得るのだろうか?
コマンドだけで全てを理解出来る事が出来るのだろうか?
私は犬と人間がテレパシーでやりとりしているように見えました。
犬の人間の気持ちを読み取る能力は計り知れないですね。
ゴールしたチーム
ゴールしたチームにもさまざまなドラマがありますね。
まず犬を労うチーム、チームメイトに抱きつくチーム、うなだれるチーム・・・。
ゴールした後、真っ先にチームメイトに抱きつく人間を見ながら尻尾を振ってる犬をみるとちょっと可哀相になってしまいました。
人間のために一生懸命走ってくれた犬をまず労ってあげたいですね。
番組では他にも海外のチームの事も紹介されてました。
スウェーデンやドイツなど犬先進国では一般的にアジリティーを楽しむ環境がたくさんあってドッグスポーツを始めるハードルが低いですね。
しつけの問題もあるかと思いますが、見てて全体的に犬質が高いような気がします。
犬を作出する部分での意識の違いも大きいのでしょうか。
お金儲けが目的ではなく良い犬をブリードする意識がもっと日本でも根付いて欲しいですね。
ドッグスポーツ
ドッグスポーツは犬と人間の絆をより強固にするツールなのではないでしょうか。
自分の愛犬と同じ目標を達成出来たときは何事にも変えがたい喜びのような気がします。
チームとしてどう戦って行くのか考えて実践することは人間の社会や仕事でもそのまま活用できるかと思います。
犬は本当にさまざまな事を人間に教えてくれますね!
ラブラドールもアジリティで活躍していますね。
頑張れーー!!
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