19 Jul 2021
ラブラドールと雷
梅雨が明け本格的な夏ですね~今年も暑くなりそうです(>_<)
夏の暑さと同時に雷雨や台風などもやって来ますね。
そこで今回は犬と雷について書いてみたいと思います。
雷が苦手なワンコはラブラドールに限らす結構多いのではないでしょうか。
我が家もこれまで迎えたワンコの中で半分の割合で雷が苦手なワンコと苦手じゃないワンコに分かれます。
雷が苦手なワンコも最初はそうでもないのですが、段々とダメになっていく感じなのですよね。我が家も小さい頃は大丈夫だったのですが2歳ぐらいから徐々に怖がり始めて一気にパニックになるようになりました。
最初はちょっとハァハァとし始めるくらいだったのが、次にヨダレが止まらなくなったり、部屋をウロウロとし始めたり・・・。
ただ、雷が止めばそれも嘘のように治まってたのに、これも段々とひどくなり雷が止んでも1時間くらいはパニック状態のままになるようになりました。
見てると本当にかわいそうです(T_T)
そのうちに問題行動はエスカレートして、部屋を脱走するようになりました。ドアをガリガリして必死に部屋の外に出ようとします。
ネットで色々調べてあらゆることを試しましたが、何をやっても改善されることはありません・・・。
獣医さんに相談して、サプリとお薬を処方してもらいましたが効果なしです。
いつもは私の部屋でフリーにしているのですが、もしかしたら暗くせまいところが落ち着くかも?と思い、雷の時だけゲージに入れて布をかぶせたりしてました。
これは最初効果があって、震えてはいるけど意外と大人しくしてる!脱走の心配もないのでしばらくは雷が鳴るとバリケンに入れておやつをあげたりしていました。
ところが、これも段々と効果がなくなり、そのうちバリケンの中でパニックになるようになってしまい、バリケンの扉を開けようとして、前足と歯をケガしてしまいました(T_T)
これは本当に可哀そうな事をしてしまいました。反省
それからは雷時の行動制限をやめ、パニックになった時は逆に家じゅう自由に行き来できるようにしてみました。もちろんキッチンなどには入れないようにして、外へ通じる窓やドアも全てに鍵をかけ、自分の好きなところに行けるようにしてみました。
この頃は雷が鳴るとストレス行動にみられるホリホリ行為をずっとやってるようになったので、毛布やクッションを色んな所に置いてそれをひたすらホリホリするようになって来ました。
一番多いのは洗面所です。狭さがちょうどいいのか洗面所へ行ってずっとマットをホリホリするのが最近の定番になりました。
そして、そう言った行為も長くは続かず、シニアに差し掛かると疲れるのもあってか1時間くらいするとパタンと寝るようになって来ました。雷も何時間も鳴り続けるのは非常に稀ですしね。
今は14歳の高齢をいうのもあって、耳も遠くなって来て、雷が鳴ってる事に気づかない時もあったり。最近は雷が鳴ってもルーティンが出来てるので戸締りして家の中をほぼ自由行動(放置状態)にしています。
我が家のワンコ雷対策
結局、我が家の雷対策は戸締りして何もしないのというのが一番良いという答えでした。
自分なりに色々と調べてみて思ったのですが、犬は人間と違って恐怖を克服したいという概念がなく、ただただ恐怖を受け入れてるだけなので、おそらく雷を怖がる子は一生怖がると思います。
それが積み重なってトラウマになり、段々とひどくなることの方が多いのではないかと感じます。
老犬になって耳が聞こえなくなって、やっと軽減されるように思います。自然治癒はこれしかないのかなと思います。
雷が苦手なワンコ
雷が苦手なワンコの特徴として神経質、ビビり性格というのがあると思います。我が家のワンコで雷が平気な子は真逆の神経質でない、マイペース、動じないという性格でした。
オスメスの性別には差はないと思います。
そして遺伝の要素がかなり大きいと考えています。両親が神経質系で雷苦手ならほぼ子供も受け継ぐと思いますし、反対に両親が全く平気な子はおそらく子供も平気だと思います。
両親の片方が苦手で片方が平気なら子供は50%の確立で苦手になるかな?と考えてます。なので私は仔犬をブリーダーさんから迎える時は、両親が雷苦手か苦手じゃないか確認します。
ラブラドールと雷まとめ
雷でパニックになってる我が子を見るのは非常につらいです。何とかならないものかと何年も試行錯誤してきました。結局自然治癒は加齢で耳が遠くなるのを待つしかないんですよね。
ラブラドールくらいの大きいワンコだと家の物を破壊されたり、ケガしたりと、雷パニックは結構深刻です。家から脱走する子もいるみたいなのでそちらもかなり深刻です。
遺伝要素が大きいと思うのでブリーダーさんはその辺も考慮して交配していただけたら全体の犬質が上がって行くのではないかなぁと思います。
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