31 Jan 2019
ラブラドール老犬介護
ラブラドールとの楽しい生活もいつかは介護という現実に直面します。
私は老犬のなんとも言えないスローなしぐさや行動にいつも癒されていました。老犬が歩いてるだけで何かほんわかすると言うか、頑張ってるなー!と思ってしまいます。
しかし、歩くことが大変になったり、ご飯がちゃんと食べられなくなったりと段々と不自由な生活に変化して行きます。
私が1番最初に老いを感じるときは、やはり見た目は白髪が増えた時ですね。黒ラブは特に目立ちますから~でもそんな白髪も可愛いと思いますし、ワンコにも「白髪増えたけど、相変わらず可愛いね!」と言います。
行動で老いを感じる時は、段差や車などに跳び上がれなくなった時ですね。
本人的には跳べる気満々なんでしょうが、足がついていかないというか、つまずいてしまったり後ろ足が落っこちてしまったり・・・。
それもまた可愛いのですが、本人も老いを実感していると思うので出来るだけネガティブな言葉は発せず、次からは補助をしてあげて出来たときに「すごいねー!出来たね!まだまだ大丈夫だね!」と言ってあげるとお得意のドヤ顔で尻尾フリフリします。(それもまたまた可愛いです)
そういう時期が何年か続いた後に必ず介護生活がやってきますね。
我が家のラブラドールもある日、体調を崩してから一気に介護生活に入りました。
年齢は17歳だったので当然といえば当然で、それまで元気だったのが不思議なくらいなのですが・・・。
下痢が治らず、段々と食欲が落ちて来ました。あの食欲お化けのラブラドールがご飯を残したのでその時はついに来たのかと覚悟を覚えました。
病院へ連れて行って一通り検査もしました。
肝臓と腎臓の数値が少し高いくらいだったのですが、なにせ17歳。病院の先生にも「17歳で普通に歩いてるラブラドールを初めて見たと」言われたくらいなので、もう大往生!の雰囲気です。
とりあえず、消化に良いフードをもらって点滴をしてお薬をもらって来ました。すると少し元気を取り戻し、そのフードを結構食べてくれるようになりました。良かった!!
お薬が効いたせいか下痢も落ち着いてきました。
しかし喜んだのもつかの間。またご飯を残すようになり、下痢も再発。
その後もご飯を全く食べなくなりどんどん痩せて行きます。ささみをゆがいたりゆで卵作ったり、お肉やお魚をゆがいたり、美味しそうな匂いの缶詰を買ってきたり、思いつくかぎりの食べ物を用意したけど、なかなか食べてもらえません。
あの食欲お化けがごはんを拒否するなんて・・・。
段々見るのが辛くなって来ました。最後はお水も飲んでくれません。ノンアルの甘酒や経口補水液も試したのですがダメでした。
最後のお別れ
もう何も口にしなくて1週間が経ちました。気持ちばかりあせり、この時は本当に辛かった。
最後にゆで卵を一口食べてくれました。ものすごく嬉しかったのですが数時間後、その食べたものを嘔吐しました。とても苦しそうでした。
この時、あぁもう体が食べ物を受け付けないのだなぁと感じました。
いよいよなのかと覚悟も生まれました。
その2日後、私の腕の中で虹の橋を渡って行きました。
最後は、17歳までよく頑張ったね!ウチに来てくれて本当にありがとう。という言葉を何度もかけました。
看取れる事が出来たのが最後の救いでした。
一人では絶対に死んじゃダメだからね!と約束してたのでその約束も果たしてくれました。
愛犬の死は本当に辛い。
この記事を書きながらも当時の事を思い出してまた寂しい感情が湧いてきました。
しかし、それ以上にこの子達には沢山の楽しい思い出や充実した人生を与えてもらいました。
もし犬と一緒に生活してなかったらと想像したらとてつもないつまらない人生だったように思います。
本当に犬達には感謝の言葉しかありません。
最後に私がそっちに行く時は絶対に迎えに来てねと約束しました。
その約束は果たしてくれるかな。忘れてないといいけどね。
次回は老犬グッズ編を書きたいと思います。
Labrador and a wonderful life!
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