ラブラドールと田舎でのんびりと暮らしています

ラブラドールの混同ワクチン接種

ラブラドールの混合ワクチン接種

ワンコの混合ワクチンは1年に一回接種するのが習慣というか当たり前のようになっていますね。

我が家も毎年接種していましたが、ある時皮膚炎アレルギーを発症してしまいそれからはちょっと考えるようになりました。

ワクチンのアレルギーではないのですが免疫系の病気はワクチンの過剰接種が原因という事もあるようです。

最近では混合ワクチンは毎年接種しなくても良いという説が出てきてますね。

「日本では狂犬病ワクチン以外の混合ワクチンも毎年接種するのが習慣となっています。

しかし世界的には、科学的根拠に基づく獣医療を行うことを前提に、混合ワクチンのうちすべての犬が接種する必要があるとされる主な3種について、3年以内の再接種をすべきでないとされているのです」

犬の混合ワクチン、毎年必要? 世界では「3年以上間隔を 」sippoのHPより

他にもこんなHPもありました。

米国動物病院協会は2003年に混合ワクチンの接種について勧告を出し、1歳以上の犬、猫のコアワクチンは3年毎でよいと発表しました。

当院でもこの勧告に従い、2003年の12月からコアワクチンを3年毎の接種にしました。その後、数年が経過しましたが、接種後1年以上たって、ワクチンに関係する病気にかかった犬、猫は1頭もいません。

やはりワクチンは3年毎でよかったのです。

エンゼルペットクリニック のHPより

(エンゼルペットクリニックさんは今は閉業されてるみたいです)

いずれも、獣医さんによる解説なので信頼性が高いですし、とても犬の身になってくれてますね。

もちろんワクチンは犬の身を守るものですが、過剰接種は毒になってしまうという事ですね。

犬の混合ワクチンは3年に一回

エンゼルペットクリニックさんはこの記事を2007年6月20日に書いています。今から12年も前です。

その頃私はワクチンを毎年打つのは飼い主の義務!だとばかり思っていました。

ワクチンは本来、感染症から動物を守るためのものです。しかし、過剰なワクチン接種をすると免疫系に混乱が起こり、かえって病気にかかることが指摘されています。 

ワクチンが免疫系を刺激すると抗体が作られます。ヒトのインフルエンザワクチンには通常3~4種類のウイルスが含まれています。

動物のワクチンは最初は3種混合ワクチンから始まったのですが、次々に病気が増えて最近では11種混合ワクチンまで現れています。11種類もの病原体をいっぺんにイヌの体に入れた時、免疫系はどのような刺激を受けるのでしょうか。動物がウイルスによる感染症にかかる時は通常は一種類のウイルスが侵入します。数日すると身体はそれに対する抗体を作り、ウイルスは抗体に食べられて病気は自然に治ります。

感染症が蔓延する地域では2~3種類のウイルスに同時に感染することもあるかも知れません。この程度までは身体にとっても想定の範囲内で、免疫系は自然に反応して抗体を作ると思います。

しかし、自然の状態で10種類もの感染症に同時にかかるということは想像をしにくいことです。もし、そんなことが起こったら免疫系は混乱して大変な事態が起こるかもしれません。イヌのワクチンは5種までをコアワクチン(核となる基礎的なワクチン)、7種以上のワクチンを多価ワクチンと呼びます。

5種ワクチンは3年以上の効果があるのに、ほとんどの病院では毎年接種されています。7種ワクチンや11種ワクチンも毎年接種されています。つまり、イヌの身体には毎年、免疫系に大変な負荷がかかっているのです。

免疫系が混乱すると免疫に関係する病気が発生します。アレルギー性皮膚炎、腎不全、膀胱炎、外耳炎、ガン、テンカンなどはワクチンの過剰接種によって引き起こされると考えられています。 

ワクチンが起こす病気 エンゼルクリニックのHPより

(エンゼルペットクリニックさんは今は閉業されているようです)

犬の為に良かれと思ってやってた事が、反対に犬を苦しめることにもなりかねないと思うと、やはり色々な情報等、私達飼い主自身も常に調べながらアンテナを張っておいた方が良いと思いました。

今後の我が家の混合ワクチン接種

エンゼルペットクリニックでは2000年からこれらのワクチンを3年ごとに接種してき ました。そして、13年たった今日、これらの病気に感染したイヌは一頭もいません。 やっぱりワクチンは3年ごとで良かったのです。また、接種後3年たったイヌの抗体価の検査を多数実施してきましたが、高い抗体価が維持されています。 

ワクチンが起こす病気 エンゼルペットクリニックHPより

(エンゼルペットクリニックさんは今は閉業されているみたいです)

ワクチン接種の前に抗体価検査をして、どのくらいの抗体が残っているかチェックしてくれる病院もあるみたいですね。

我が家も次はこの検査をやってみようと思います。

各病院や獣医師によっても見解は違うと思います。

外国では3年でも環境が違う日本では毎年接種を推進している病院や獣医師も沢山います。

ドッグランやペット宿泊施設にはワクチン接種証明書がないと入れない所も沢山ありますので、そういう場所には行けない選択肢も出てきますが、私はそれはしょうがないかなぁと諦めてます。

それ以外の遊び場を選んで行こうと思います。

私も自分の犬がアレルギーにならなかったらここまで思わなかったと思います。健康なままで過ごしてたら今まで通り毎年ワクチンを打っていたでしょう。

しかし、アレルギーで犬に辛い思いをさせてしまったので、自分で調べて考えて出した結論です。

やっと症状が改善されて普通の生活が送れるようになったので再発防止のためにも今後の混合ワクチン接種は最小限にしたいと思います。

ちなみに狂犬病ワクチンは法律で決められているので、毎年接種しなければならないですね。

最近はインターネットが発達し、かなりの情報が溢れています。何か調べようと思えば大体の事は載っていますから、疑問に思った事などはどんどん調べて行こうと思います。

犬の常識、非常識も時代と共に変わって来ると思いますので、常に興味を持っておきたいですね。

Labrador’s smile

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