27 Jan 2019
ベイリーとゆいちゃん
今日、NHKで「ベイリーとゆいちゃん」というセラピー犬の番組をやっていました。
↓予告篇です。
セラピードッグ ベイリー
小児病棟で、毎日子供たちを癒しているベイリー(ゴールデンレトリバー11歳)がゆいちゃんという小学生が大手術から退院するまでの様子が放送されていました。
麻布大学の先生が犬と人間の関係性を科学的に立証したそうで、とても納得する興味深いもがありました。
犬と人間が見つめ合った時、人間の脳から「オキシトシン」という幸せホルモンが通常の3倍くらい出ているそうです。
そして、この時同じように犬の脳にも「オキシトシン」が出ているそうで、このホルモンは今までは同じ種同士でしか出ないと言われていたそうで驚きの発見だったそうです。
この研究はあのアメリカの科学誌サイエンスにも載ったと紹介していました。
この事により、犬と人間は親子や家族と同じような絆があると証明されたそうです。思わず納得してしまいました。
犬は人間の声で喜怒哀楽を感じ取っていて、また犬もその声で喜怒哀楽を共感しているそうです。
つまり犬は人間と同じような感情を持っているという事ですね。
そして犬と人間のコミュニケーションが非常に濃いのは犬が他の動物に比べて共感性に優れているという事なのだと思います。
これも非常に納得するものがありました。
長い間犬と一緒に暮らしていてどうしてこんなに癒されるんだろう??と不思議でしょうがなかったのですが、オキシトシンが通常の3倍も出てたら「犬は家族」と思うのも当たり前ですね。
セラピー犬も同じような力を持っていて、ベイリーが子供達に癒しと元気を与えている様子が映っていました。
子供の気持ちに寄り添うベイリー
手術前の不安なゆいちゃんを手術室まで一緒に見送ったり、その後もベイリーはしばらく手術室の前から動こうとしなかったり・・・。
ベイリーはすべてを解っているようでした。
手術後、痛くて眠れなかったゆいちゃんに寄り添うと安心したのかすぐに眠りについたゆいちゃん。
それを見て安心してやっとベッドから降りたベイリー。
リハビリも術後の痛みで歩きたがらなかったゆいちゃんと一緒に歩いて勇気を与えていました。
オキシトシンは陣痛の時にも出るホルモンで痛みを和らげる効果もあるそうです。
他にも最近はセラピー犬もリハビリのお手伝いもしているそうで、手の不自由な人がセラピー犬の首に輪っかを入れたり、足の不自由な人がセラピー犬と一緒に歩いたりと人間以上の仕事をしているようにも思います。
いずれも一般的なリハビリよりも回復が早いとされているそうです。
悪性脳腫瘍で意識がもうろうとしている方がセラピー犬を見て可愛い可愛いとナデナデしていてご家族の方が驚いていたり、意識が無い方が突然意識を回復されることもあるそうです。
セラピー犬の能力は計り知れないですね。
人間に寄り添って共感するという事で人間のモチベーションが上がり前向きにさせてくれているんだと感じました。これは人間が人間に接する時も見習うべきなのではないでしょうか。
ベイリーが9年間でセラピーした子供たちは3000人だそうで11歳で引退するベイリーの引退式にはたくさんの子供たちが集まりベイリーを労っていました。
私もラブラドールに興味を持ったのは盲導犬がきっかけなので、この番組はとても興味深かったです。
改めて犬ってすごいなぁと思いました。
毎日癒してもらってる犬達には感謝!感謝ですね!
ベイリーとゆいちゃん
見逃した方は↓こちらへ
重い病を子供たちを支えるセラピー犬ベイリー
NスペPlusより
NHKスペシャル ベイリーとゆちゃん、放送を終えて
制作側の方のコメントもあり。
再放送は2019年2月27日(水)午前0時40分~1時29分(26日深夜)
次回は録画しようと思います(´∀`*)
ベイリー、大好き セラピードッグと小児病院のこどもたち
もう再放送も終わってしまいましたが、ベイリーが主題の本を見つけました。
Amazonレビューなどはやはり非常に高いですね!
私もぜひぜひ読んでみたいと思います。
ベイリー、ありがとう~♪
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